- ていちゅう
- I
ていちゅう【庭中】(1)庭の中。 庭内。(2)法廷。(3)鎌倉幕府の敗訴者救済制度の一。 敗訴者が訴訟審理過程に不正・過誤をみとめたとき, 担当奉行人の上司である引付頭人または執権に対して直接再審請求を行う行為。 この制度は院政機構のなかにも採用され, 室町時代には将軍に対する直訴の別名となった。IIていちゅう【鄭注・鄭註】〔「てい」は漢音〕中国, 後漢の鄭玄(ジヨウゲン)が経書に施した古典の注釈。 また, その経書。 じょうちゅう。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.